MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『バーニング・ダウン 爆発都市』 16:35

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引き続き、アップリンク京都 シアター3にて。

2020年香港・中国合作映画。
原題:拆弾専家2 / Shock Wave 2
監督:ハーマン・ヤウ
出演:アンディ・ラウ(フォン)、ラウ・チンワン、ニー・ニー、他。
爆発物処理のエキスパートだったフォンは解除後の罠にはまり、片脚を失なう重傷を負う。義足を付けて回復に専念したフォンは体力テストの基準を満足するほどになったが、「障害者を現場に出せない」という上層部の判断により事務職か広報への異動を打診される。だが、現場でしか自分の能力は発揮できないと考えたフォンは表彰式の場で「部下は使い捨て」という横断幕を掲げるという行為に出て、結局は退職してしまったのだ。
数年後、ホテルの爆破テロの現場で瀕死の重体で発見されたフォンの姿があった。フォンはテロ組織「復生会」のメンバーとして活動している疑いが濃厚であり「厳重な監視下に置かれていたフォンであったが、検査の隙を突いて脱走を図ったのとタイミングを合わせるように復生会が病院を襲撃したのだ。はたして、フォンは?というお話で、アクションシーンも見ごたえがありました。(^_^)
なお、冒頭に実際には起こらなかった香港国際空港の核テロのシーンがありました。ストーリー上はその阻止に動く当局と復生会にフォンが絡んでくる訳てすが、どうも核爆発の影響を過小評価しているような気がします。橋を落として海中で爆発させれば被害は少ないみたいなことを言ってましたが、現場レベルでそんな判断をしていいのか?と思いますね。また、作中でも映っていましたが、核爆発に伴う津波が海岸部を襲うし、海域の放射能汚染も酷いものになるはずです。昔見たアメリカ映画でもそうですが、遠くで(本作では海中)爆発させたから大丈夫的な安易な考えは困りますね。
放射能を帯びた津波が街を襲えば、市民の被曝や残留放射能は馬鹿にならないと思う。そういう意味でラストの結末はスッキリとはしないですね。核物質があるだけでも放射能漏れのリスクがありますが、少なくとも爆発は抑えてもらいたいですね。
【追記】解説サイトには出演者が3人しか書いてませんよ。(-_-)
警察関係だけでも、最低4人、後、テロリストたちも少なくともリーダーのマー役ぐらいは必要でしょう。『ニワトリ☆フェニックス』は20人ほども載っていましたが、この差は何?
【余談】原題を見ても分かる通り、本作は『SHOCK WAVE ショック・ウェイブ 爆弾処理班』の続編ですが、爆弾処理というテーマのみ共通で、主人公の名前なども変わっているので、ストーリー的には繋がりはありません。