京都シネマ シネマ３にて。
2019年デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・ベルギー合作映画。
原題：Cold Case Hammarskjold
監督：マッツ・ブリュガー
出演：マッツ・ブリュガー、ヨーラン・ビョークダール、他。
1961年9月、当時の国連事務総長ダグ・ハマーショルドはチャーター機でコンゴへと向かっていたが、ローデシア（現ザンビア）の上空で墜落事故によりすべての乗員が死亡するという事件が起こった。原因不明のままになっている事件の真相に迫るドキュメンタリー作品です。
うーん、中途半端な・・・。途中から元南アフリカの秘密組織（？）の構成員らしき人物との接触に成功し、インタビューが始まりますが、年齢的にハマーショルド事件に関与したとは思えない（50代？）ので、話はその南アの組織の活動に移ってしまい、ハマーショルド事件はどこかに行ってしまいました。
そもそも、取材時でも事件から50年以上経過しており、少なくとも当時責任ある地位にいた人はほとんどが故人なので、存命者がいても下っ端に過ぎないので、詳しい話が聞ける訳でもないので、調査するには遅すぎた感がありますね。
エピローグでは一緒に調査していたヨーランさんはまだ調査を続けているそうですが、新しい事実が出てくることは無いんじゃないのかな？
「証言」があっても、大半は伝聞で、直接見聞した人はどんどん亡くなっていきますからね。
