MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』 10:15

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シネ・リーブル梅田 シネマ3にて。

2018年オーストリア=ドイツ合作映画。
原題:Der Trafikant
監督:ニコラウス・ライトナー
原作:ローベルト・ゼーターラー「キオスク」
出演:ジーモン・モルツェ(フランツ)、ブルーノ・ガンツフロイト教授)、ヨハネス・クリシュ(オットー)、エマ・ドログノヴァ(アネシュカ)、他。
第二次世界大戦前夜、激動のウィーンを訪れた若き青年と精神科医ジークムント・フロイトとの出会いや友情、さらに青年にとっての初めての恋などを描いた作品です。
タバコ屋の店主は第一次大戦で片足を失っていて、ユダヤ人ではないですが、ナチスには批判的だったため、住民の密告で逮捕されてしまいます。
フランツの母親は村の有力者の愛人でしたが、彼に死なれたため、母の旧知のオットーを頼ってウイーンへ働きに出ます。そこで、女性との出会い、フロイト教授との出会いを通じて成長していきますが、最後は残念な結末を迎えます。やはり、フランツも若いですね。(^_^)
【余談】本作をブルーノ・ガンツの遺作としているのを見かけますが、遺作は『名もなき生涯』となっているのが多いですね。(Wikipedia など)
遺作の定義については公開順ではなく、撮影順で最後に撮影されたもの、でいいんですよね? だとしたらどっちなんだろう?(謎)