https://digital.asahi.com/articles/DA3S14247253.html
ネット通販サイト「楽天市場」を運営する楽天が、購入額が３９８０円以上になれば配送料を無料とする方針を打ち出している。楽天は「実際にかかる配送料分は出店者が負担する」としているといい、出店者側からは不満が噴出。楽天に対抗するための組合をつくり、団体交渉に向けて動き始めた出店者もいる。
これはアウトですね。競合するアマゾンの場合、送料無料になるのは自社の在庫商品を販売する場合だけで、出店者（マーケットプレース）の場合には基本的にすべて商品代金に加えて別途送料がかかります。楽天の場合は、自社販売は無く、すべてテナントなので、送料無料（テナント負担）にするというのは無理がありますし、出店者が反発するのも当然でしょうね。
なお、明示せずに、あらかじめ商品代金に送料分を上乗せしておくことは「景品表示法に違反する疑いがある」そうです。
