全日空機、定員超過の客立ったまま移動開始（YOMIURI ONLINE）

　　http://www.yomiuri.co.jp/national/20161011-OYT1T50023.html

福岡空港で先月３０日、全日空機に搭乗しようとした男性客が、保安検査場での搭乗手続きで正しいバーコードをかざさずに検査場を通過し、同機が定員超過のまま移動を開始していたことが国土交通省への取材でわかった。

８月の新千歳空港での検査すり抜けと同一視して再発防止云々と書かれていますが、今回の事例では

1. 乗客が誤って別人（同行していた父親）のコードをかざした。
2. 「再通過」と出たのに検査員が登場を認めた。
3. 本来の乗客は「搭乗していない」扱いとなり、キャンセル処理された。
4. キャンセル分は待ち客に販売され、その乗客は正規の手続きで登場した。
5. 結果的に一人多く登場してしまった。
6. そのままで駐機場を離れたが、立ち客がいたため、引き返した。

というような経緯のようです。
やはり最大の問題は検査員が「再通過」と表示されたのに「かざし直し」を指示せずに、そのまま搭乗を認めたことですね。
それと問題の乗客の席はキャンセル扱いになって再販売されたようですが、その乗客を探したりはしなかったんですかね？　また、機内預けの荷物があって乗客が乗らなければ、その乗客の荷物を降ろしたりという作業が発生するのですが、その上で再販売したんですかね？
どうも空港の保安検査係と航空会社の対応に問題があったような気がします。