http://mainichi.jp/select/news/20141220k0000e040201000c.html
ＪＲ東日本が２０日午前、東京駅開業１００周年を記念したＩＣ乗車券「Ｓｕｉｃａ（スイカ）」を限定販売したところ、購入希望者が同駅に殺到した。混雑で収拾がつかなくなったため約２時間半後に販売を中止。購入できなかった客が駅員に詰め寄るなど大混乱した。
ＪＲ東日本の事前の見通しの甘さ、前夜・当日の対応の不手際、事後の発表が無い、などツッコミどころが満載の「事件」ですね。
こういうのって、事業者からすれば枚数を限らなくてもいいはずなので、「希望に応じて何枚でも追加発売する」とすれば混乱もないと思うのですが、何かというと「限定××枚」みたいな事例が多いので、希望者が殺到する要因になっていますね。
今回の記念 Suica でもすでにオークションで元値の何十倍もの価格が付いているケースがあるようで、転売目当てで並ぶ輩も多いようです。何枚でも追加発売すると宣言すれば転売目当ての客も減ると思うのですが・・・。枚数を制限して希少価値を演出しても儲かるのは転売屋だけで事業者（ＪＲ東日本）には何の利益もないし、混乱に対応するための人件費の分だけ損だと思いますけどね。
