MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

特急がトラックに衝突、脱線 15人負傷 山陽電鉄(朝日新聞デジタル)

  http://digital.asahi.com/articles/OSK201302120022.html

12日午後3時50分ごろ、兵庫県高砂市荒井町南栄町の山陽電鉄荒井駅西側の踏切で、山陽姫路阪神梅田行きの特急電車(6両編成、乗客約70人)とトラック(3トン)が衝突、特急電車の1、2両目が脱線し、約120メートル離れた同駅のホームにぶつかって止まった。特急の男性運転士(34)が体を挟まれて右足骨折などの重傷、17〜85歳の乗客13人とトラックの運転手が軽傷を負った。特急は沿線の民家のベランダにも衝突し、近くの車11台も破損した。

一義的にはトラックに責任がありますね。無理して踏切に進入して警報が鳴りだしたのなら、遮断棒を折ってでも出るべきでしたね。スロープを下げて、引っかかりを躱して前に出ようとしたけども踏切内にたらしたスロープが線路上に延びて、そこに特急が乗り上げたようです。基本は踏切を越えた向こうに自車が渡りきるだけのスペースが無い限りは踏切に進入してはいけないんですが、いらちな運転手が「行けるだろう」ぐらいの気持ちで突っ込むのでこういう事故に至ってしまいます。
なお、踏切には障害物検知気が付いていますが、一定の高さが無いと反応しないので、トラックに車両を載せるスロープぐらいでは反応しなかったのでしょう。
朝日新聞の別の記事には

現場の踏切は「危ない」と言われていたという。安全対策は十分だったのか。

と書かれていましたが、かねてから言われていた「危ない」が何を指すのか不明ですし、今回の事故との関係も不明です。こういういたずらに不安をあおるような記事はやめてもらいたいですね。問題点を正確に書いてもらわないと読み手が混乱します。(-_-)