http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111207-OYT1T00121.htm
有名飲食店や商業施設などでインターネットを利用できる公衆無線ＬＡＮサービスを提供している「コネクトフリー」（東京都品川区）が、利用者に無断で簡易投稿サイト「ツイッター」のＩＤなどを傍受していたことが分かった。
通信の秘密の侵害を禁じる電気通信事業法に抵触する恐れもある。同社は６日、読売新聞の取材に「個人の情報を無断で集めていたのは事実で利用者におわびしたい」としたが、「情報は記録していただけで、第三者への提供など利用はしていない」と釈明した。
「タダより高いものは無い」とはよく言ったものです。
最近多いポイントシステムも会員の個人情報と利用動向をリンクしてデータベースとして蓄積されているわけで、それがどのように利用されるかは・・・会員規約の細かな文字の中に「〜に利用することがあります」などとこそっと書かれているだけだったりします。
なのでそういうものを利用する人は「自分の情報を切り売りする代わりにポイントを貰っているんだな」という認識を持たないとダメですね。
この無線ＬＡＮ事業者の規約がどうなってるのかは知りませんが、収集したデータが第三者に提供される（された？）可能性もあると思いますけどね。
朝日新聞の記事（http://www.asahi.com/digital/internet/OSK201112060174.html）によると「本来はサイトの開設者が受け取るはずの広告料を、不正に受け取っていた疑いもある」とのことですが、これってアフェリエイトのことですよね？ もしそうだとしたらこれは犯罪ですよ！
最近のネットワーク機器では何が行なわれているかわからないという不安を引き起こしかねない事件ですね。この前も Carrier IQ 社の事件が問題なったばかりですしねぇ・・・。
