http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20111202/1039352/
最近の『Android』携帯や『BlackBerry』、フィンランドNokia社製の携帯のほとんどには、『Carrier IQ』というソフトウェアがプリインストールされている。これまでほとんど知られていなかったこのソフトの存在を明らかにしたのは、コネチカット州在住のセキュリティ研究者トレバー・エッカート(25歳)だ。
エッカート氏はCarrier IQを分析して、このソフトが端末の使用履歴をひそかに記録していることを明らかにした。同氏はこのソフトを「ルートキット」[ユーザーに察知されることなく侵入者がシステムへのアクセスを維持できるソフトウェアのセット]と呼んでいる。
エッカート氏がこのほど新たに『YouTube』に投稿した動画[冒頭に掲載]では、Carrier IQがテキストメッセージや、暗号化されたウェブ検索のキーワードや、その他もろもろの記録を取っているのが実際に確認できる。
「モバイルユーザーの利用の実態を把握するためのもの」と主張しているようですが、エッカート氏によるとキー入力まで記録されているそうで、これではキーロガーと同じですよね。で、これが Carrier IQ社のサーバーに勝手に送信されるって・・・う〜ん(-_-)。
>このソフトを無効にするには、携帯電話のルート権限を取ってOSを入れ替えるしかない。
これは厄介ですね(-_-)。
【関連報道】
- Carrier IQ問題、各社の反応--アップルやRIMなどが声明(CNET Japan)
- Carrier IQ、スパイウェア疑惑の払拭に懸命--「責任は通信事業者に」(CNET Japan)
- Carrier IQにキーロガーの機能なし--Linuxハッカーが分析(CNET Japan)
- http://japan.cnet.com/news/service/35011441/
- この記事の通りなら上記のエッカート氏の指摘は誤りということになりますが・・・。
しかし、アメリカは動きが早いですね。すでに上院が Carrier IQ 社に質問状を送付したとか。プライバシー問題には敏感なんでしょうね。