MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

大型荷台付き自転車:50キロ搭載可能 岐阜の会社と大同大が共同開発 /岐阜(毎日jp)

  http://mainichi.jp/area/gifu/news/20111104ddlk21020005000c.html

岐阜市東通の屋根工事会社「高橋製瓦」の高橋陽介取締役事業部長(39)と大同大情報学部情報デザイン学科の井藤隆志准教授(42)が子供や荷物を最大50キロまで乗せることができる低重心大型荷台付き自転車を共同開発した。市産業振興課が補助する産学官連携事業。4日から6日まで千葉県の幕張メッセで開催される「サイクルモードインターナショナル2011」に出展する。

確かに自転車は車でいうスポーツカーに相当するロードバイクだけではなく、トラックやワゴン車に相当するようなタイプも必要だと思います。そういう意味でいい試みだと思いますが、難点は道路交通法施行規則上「普通自転車」は「幅60センチ以内」と規定されている点ですね。特別な認可を得ない限り『26インチの全長2メートル10センチ、幅64センチ、27段変速ギア』の方は法規上「普通自転車」ではなく、軽車両(リアカーなどと同じ)扱いになり、自転車の通行が許可された道路でも歩道は走れないなどの制約が生じます。つまり、自転車歩行者専用道路は走行できないことになります。小さい方は『幅60センチ』と書いていますが、正確にどうなのか微妙ですね。こういう規定を考慮せずに設計するのは問題だと思います。