MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

講談社:五木寛之さんの個人全集を電子書籍化(毎日jp)

  http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20110615k0000m040034000c.html

講談社は14日、作家の五木寛之さんの個人全集を電子書籍化すると発表した。会見した五木さんは、ビジネスとしての電子書籍に懐疑的ながら「捨て石になる」と語った。
五木寛之ノベリスク」と題し7月上旬にも、代表作「青春の門」など32タイトルを、アイフォーンやアンドロイドの電子書店などで配信開始を予定。価格は1タイトルあたり115〜1200円。

これって全集といいながら32タイトルって少なくないですか? 寡作の作家ならともかく、五木氏の全集が32タイトルって少なすぎだと思いますが、順次刊行していくのでしょうか? あと、「捨て石になる」というのは価格のことでしょうか? 個々の価格が明らかになっていないので分かりませんが、記事にある価格は全集としては格安ですね。
また、五木氏のコメントにある「絶版本の復活」は五木氏の著作に限らず広く期待したいところです。個人的には個々が一番のポイントかなと思っています。
ただ、端末について「美的感覚がなく、読む人の立場を考えていない。そもそも重いし、立ち上げにも時間がかかる」というコメントは具体的のどの端末をさしているのか不明ですが、σ(^_^)が一番多く使っている iPod touch電子文庫パブリという組み合わせでは重くもないし、遅くもないですが・・・。ただ、「美的感覚」などは本質から離れた問題なのでどうでもいいのでは?と思います。紙の本でもデザインや装丁にこだわる人もいますが、文庫本で十分という人も多いですからね。