http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110127-OYT1T00266.htm
昨年１年間に起きた電動アシスト自転車の事故死者数が、前年より７割増の４６人となり、統計を取り始めた２００１年以降で過去最多になったことが２７日、警察庁のまとめでわかった。
ちゃんと読めば分かりますが、要は稼働台数が増えたので、それに比例して事故も増えた。というだけの話です。
もっと掘り下げようと思えば稼働台数あたりの事故件数や死亡者数、事故の内容、などを普通自転車（軽快車、スポーツ車）と比較してどうなのか、などという検証をしないと「電動アシスト車だから危ない」ということは言えないと思います。
他にも「（死亡者数の内）40人が高齢者」というくだりがありますが、これは電動アシスト車を使用する人に占める高齢者の割合と比較して明らかに多いのかどうか、という点に関しては触れていないので、何の判断も出来ないという記事になっています。
＞電動自転車では死亡事故の７割が頭を打っている。
という「交通事故総合分析センター」のコメントも掲載していますが、これが一般の自転車と比較してどうなのかという点に関してはやはり触れられていません。困ったものです(-_-)。
