http://journal.mycom.co.jp/news/2010/07/20/052/
シャープは20日、2010年内にも電子書籍市場に本格参入することを発表した。次世代電子書籍フォーマット「XMDF」を軸としたソリューションを提供し、コンテンツ制作や配信ビジネスを支援。専用端末を投入するとともに、米国市場でも展開を進めていく。
データ形式は「XMDF のリッチ化」だそうですが、よく分かりません(^_^;)。動画なども含まれるそうですが、ちょっと方向性が・・・(^_^;)。
何よりも各種データ形式の乱立はコンテンツ供給の面からも避けたいところですが、米国標準で iPad や SONY Reader が採用している EPUB 形式だと日本語対応させても縦書きやふり仮名表示が出来ないという問題もあるそうですが・・。
asahi.com によると
総務省の旗振りで、出版業界は来月にも「電子出版日本語フォーマット統一規格会議」を設置する方針だ。ここでは、シャープのXMDFとも互換性のある新規格が検討されるとみられている。
とも言われています。
(http://www.asahi.com/business/update/0720/TKY201007200544.html)
シャープとしては日本標準に乗っかってビジネスを進めたいというところなのでしょう。問題はすでに年内配信を表明している「ソニー、KDDI、凸版印刷、朝日新聞社の4社連合」がどういう方式になるのかですね。
ソニーは北米などでは SONY Reader を販売していますが、独自形式から EPUB 形式対応に変わりましたからね。日本でも今後定められるかもしれない「日本標準形式」に乗っかってくるかもしれません。