４日の新聞各紙でも報じられていましたし、ニュース番組でも映像が流れたようですが、３日に東京ドーム付近でオンワードオークスの選手たちが１部での活動継続を求める署名活動を行なっていました（私も見ました）。報道ではすでに３万人もの署名が集まっているようです。
問題はやはり提出済みの退会届の扱いに絞られると思います。クラブチームとはいえ運営会社はオンワードの子会社であったので、本社が撤退を決めれば運営会社も解散になる可能性が高いと思います。そうすると、いくら選手たちが揃って継続の意思を表明してもチームとしての連続性が保たれないので、新チーム扱いとなってしまうのは避けられないでしょう。これを「特例」として継続を認めるかどうかが焦点ですね。
なお、個人的には一方的に退会届を提出したチーム側の運営にも問題があったと思います。選手の意向を確認した上で継続の意志が強ければ、自主運営の組織を立ち上げてそこにチームを譲渡する形を取れば継続運営に支障が無かったのにと悔やまれます。
やや状況は異なりますが、西地区のベアーズの場合には2001年秋のシーズン中に親会社が破綻し、シーズン途中からクラブベアーズに移行しました。このまま継続できればよかったのですが、将来に悲観して退団する選手が多かったので、翌年春のグリーンボウルトーナメント欠場および2002年秋のリーグ戦欠場により、2003年のシーズンはＸ３降格となりました。
オークスの場合は継続が認められ、欠場などが無ければＸリーグで試合が出来るのですが・・・。
