シネマート心斎橋にて。
韓国版『戦国自衛隊』と宣伝していましたが、果たして・・・？
レディースデイなので混雑を懸念しましたが、お客は10人余りとガラガラで完全に肩透かしを食らいました。韓流ブームも終わりでしょうか？ それとも恋愛ものでないと女性客は来ないのか？(^_^;)
南北朝鮮が共同でひそかに核弾頭を搭載した長距離弾道ミサイルを開発したが、米国などに察知され、引渡しを求められた。反発した強硬派は弾頭を奪取して逃走、追跡班が逃亡するボートを発見したその時、433年ぶりに地球に接近した彗星の影響で(?)彼らは弾頭を抱えたまま433年前に飛ばされる。そこで出会ったのは若き日の李舜臣だった。
洞窟に隠れたところ、歩哨が居眠りして李舜臣に武器を全部奪われて右往左往とか、結構間抜けな展開になります。行方不明の弾頭を探し回る一方、落ちこぼれの李舜臣が武科の試験に受かるように激励したりといまいち緊迫感にかけるストーリー展開でしたね。
なお、映画のエピローグで「鳴梁海戦」において13隻の朝鮮艦隊が333隻の日本艦隊を破ったとされていましたが、これは誇張がひどすぎますね。日本側艦船は中型船40隻とされていますし、緒戦で日本艦隊の先鋒を撃破したものの、その後は数に押されて制海権を失なったというのが本当のようです。
