MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『マッチポイント』 20:40

梅田ガーデンシネマにてレイトショー。
監督:ウディ・アレン、出演:ジョナサン・リース・メイヤーズ、スカーレット・ヨハンソンエミリー・モーティマー、他。

ニューヨーク派のウディ・アレン監督がロンドンを舞台にドストエフスキーの「罪と罰」をモチーフにした作品を撮りました。
冒頭のシーンで、テニスボールがネットにかかってはずみ、どちらに落ちるかが勝敗の分かれ目というのがありますが、この映画を象徴するシーンです。
ツアープロを引退して高級テニス倶楽部のコーチになったクリス(J・R・メイヤーズ)。客のトムの妹クロエ(E・モティーマー)と交際し、結婚。義父の会社に就職し、前途洋洋のはずだったが、トムの元婚約者のアメリカ人ノラ(S・ヨハンセン)と泥沼の不倫関係に。子供をほしがるクロエは一向に妊娠せず、一方不注意からノラが妊娠する。激しく結婚を迫るノラをなだめるクリスだったが・・・・。
ありきたりの不倫愛憎劇のようですが、運命に偶然が人生を分けるという結末は意表を突かれます。見て損のない1本です。