MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「次男の初任給より賃金安い」尼崎市のバス運転手がスト(asahi.com)

  http://www.asahi.com/national/update/1101/OSK200511010051.html

兵庫県尼崎市営バスの一部路線の運行を委託されている第三セクター尼崎交通事業振興」の40〜50代の運転手15人が1日午前6時から、ストライキに突入した。15人は昨年3月、乗客減に伴う組織再編で市交通局から嘱託運転手としての契約更新を拒まれ、同社に採用された。「年収が約400万円から330万円に減り、暮らしていけない。運転手としての誇りも失いかねない」と訴えている。同社は他の運転手で乗務をカバーし、運行に支障は出ていない。

最近、公共交通の乗務員などを外注化することで人件費の抑制を図る自治体が見られます(大阪市、神戸市、など)。しかし、尼崎市営バスの運転手の平均年収が770万円で、交通事業振興の運転手の年収がその半分以下というのは酷いでしょう。また、その差額のずべてが市の経費節減になっているわけではなく、外注先の会社幹部(市の天下り)の給料に消えているのが現実です。
そもそも本丸の市職員の高給に手をつけずにバス事業の収益改善のみを目的に賃金引下げを行なおうとするので、こういうことになる訳です。