http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000025-mai-soci
世界的な貧困根絶キャンペーンに合わせて国内で300万個販売された腕輪「ホワイトバンド」に対し、購入者から批判が出ている。「売り上げの一部は貧困をなくすための活動資金となる」との触れ込みだったが、食料などを送るわけではなく、細かな使途も決まっていないため。事務局は「ホワイトバンドは『貧困をなくす政策をみんなで選択する』意思表示が狙い。分かりにくかったかもしれない」と説明し、店頭で、募金活動ではないことを強調する表示を始めた。
う〜ん、募金でないのはいいとしても「細かな使途も決まっていない」状況で販売したというのはおかしな話です。300万個販売されて、単価は300円。諸経費を除く44%が「純益」なので・・・4億円近いお金が宙に浮いていることになります。
運動の趣旨はともかく、これでは批判されても仕方がないでしょう。
- 「途上国に募金が送られないと知っていたら買わなかった」
- 「利益の使途を詳しく知りたい」
- 「募金にならないなんて知らなかった」
これらは運動の趣旨を十分告知せずにホワイトバンドだけを売りまくったためで、本末転倒といってもいいですね。
本来、
ホワイトバンド運動は自分で白い布を着ければよい。
訳で、別に買う必要はないわけですから。