MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

私的録音録画補償金、初の返還決定 DVD−R4枚8円(asahi.com)

  http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY200506210380.html

8円、お返しします――。創設以来13年間、ほとんど知られていない返還金制度が初めて機能することになった。著作権者を守るため、デジタル録音・録画機材の購入時に徴収している補償金を、個人の創作だけに使って著作権を侵害しない人に返す仕組み。家族の姿を録画したという人からの、DVD―R4枚分の補償金返還を求める書類は、80円切手を張った封筒で送られてきたという。

録画補償金でさえ余り認知されていないのに、その返金制度は知らない人がほとんどじゃないんでしょうか? 私も返してくれるとは知りませんでした。
ただ、

  • 請求書類の送付に要する郵便代金は請求者が負担(今回は80円)
  • 返金額(=補償金額)がDVD−Rで1枚1円87銭と小額(100枚まとめても187円)
  • 返金の際の銀行振込手数料(105円〜210円)は補償金管理協会が負担

と手間ばかりかかって返金制度は現実的ではありませんね。
また、

事務局にはDVD―Rの実物は送られていないため、返還委員会は内容を確認してはいない。だが、DVD―Rが1度しか録画できないこともあり、「申請者を信頼しようと判断した」という。

それなら最初から取らなければいいと思うのですが・・・。いづれにしてもよほど大量に使う人でないと請求に要するコストのほうが高くなりそうですね。
【追記】昔、家の電話で新電電(←どこだったか忘れました)を使ってしまった時に、10円の通話料金の請求にわざわざ封書代を使って、コンビニ振込用紙を送ってきたことがありますが、振込手数料も電話会社負担だということを考えると大赤字でしょうね。まぁ、経費は税法上メリットがあるのかもしれませんが・・・普通に考えれば100円以下の請求は次回に繰越とか、一定期間経過後は放棄とした方がお得だと思います。