MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

今の制度は破綻している?

昔、新人選手への契約金が高騰した時に上限額の申し合わせが行なわれましたが、現実にはそれを越える金額がなんらかの形で支払われているのは関係者の間では当然とされていますし、球界の自主管理ではどうしようもないところに行っているような気がします。一度徹底的に膿を出すとともに、現行のドラフト制、FA制度、TV放映権料の管理など、根本的に球界の運営を見直してほしいものです。
コミッショナーも一部球団の意向に添うばかりの言動で「ファンの意見を聞くなどという規約は無いんだ」などとプロだから当然ですが、「興行」(=客商売)であるという視点が欠落しているような人物ではなく、球界全体のことを考えられる人を選んでほしいですね。
個人的にはサッカーという球技にはあまり興味は無いのですが、後発であるJリーグの川淵氏が読売などの横槍にもめげずに死守した「Jの理念」には共感できる部分が多いですね。もちろん、川淵氏に対しても批判は当然ありますが、その中で賛意を得て活動されて来た訳で、今となってはプロ野球界が見習うべき点も多いと思います。
また、メジャー(MLB)万歳じゃないですが、向こうの運営方法も参考になるでしょうし、別の球技とは言えNFLなども参考になると思います。これらと比べれば、日本のプロ野球界はいかにも前時代的な運営をしていると言わざるをえません。

【補遺】14日の新聞報道では某球団首脳のコメントとして「わずか200万円でなぜ辞任するのか」と首を傾げた、というのがありましたが、「わずか200万円」というあたり、巨人のみならず、球界関係者は倫理感覚がマヒしているのでは?と思わざるを得ませんね。残念な話です。