MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『バーバー吉野』

荻上直子初監督作品。
ある地方の町では小学生の男の子はみんな「吉野刈り」と呼ばれる髪型をする風習になっています。前髪を横一線に切り揃えた髪型で、あまりかっこいい髪型ではありません。この町に一軒の床屋「バーバー吉野」が先代からずっと吉野刈りを守ってきたのです。
この町に東京から一人の転校生がやってきました。この転校生・坂上君が吉野刈りを断固として拒否したことで騒動が始まります。
話としては面白いのですが、最後の落としどころがちょっと?でした。あと、主人公(バーバー吉野の息子)の姉のエピソードは余計だったような気がします。
ただ、町の老人(桜井センリ)の「伝統っていうのはね、伝説になるんだよ」という言葉が印象的でした。
余談。昔、子供の頃は俗に「坊ちゃん刈り」という髪型をしていました。吉野刈りと同じように前は横一線に切り揃えて、横や後ろはバリカンで刈り上げていました。でも最近はそんな髪型の子供は少なくなった(というか見かけなくなった)ようですね。