MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『バナナ』 17:40


九条のシネ・ヌーヴォにて。
岡田茉莉子特集」での上映です。

1960年松竹作品。
監督:渋谷実
原作:獅子文六
出演:岡田茉莉子(島村サキ子/紫シマ子)、津川雅彦(呉竜馬=天童の一人息子)、尾上松緑【二代目】(呉天童=在日華僑総社の会長)、杉村春子(呉紀伊子=天童の妻)、宮口精二(島村貞造=サキ子の父)、桜むつ子(島村おせん=サキ子の母)、小池朝雄(王青年=張許昌の手下)、小沢栄太郎(呉天源=竜馬の叔父/大商人)、伊藤雄之助(宍倉平吾=喫茶店「キキ」のマスター)、仲谷昇(永島栄二=シャンソン歌手)、菅井一郎(張許昌=呉天童のライバル)、神山繁(林秘書)、他。

車が欲しい華僑の青年(津川)とシャンソン歌手になりたい娘(岡田)が結託し、バナナ輸入業でお金儲けをたくらむが・・・。

うーん、↑そう言ってしまうと身も蓋もないなぁ。(^_^;)
華僑内の陰謀やら、華僑の会長の妻のヨロメキとか、サイドストーリーはたくさんあって、短い尺に詰め込み過ぎの感がありましたね。
また、なんかおっとりしていた華僑の会長が最後に息子のために一肌脱ごうというのはいいのですが、さすがにあれは無理だと思う。(^_^;)
【追記】見ていてみんな若いなぁ、と思ったんですが、王青年役の小池朝雄はすでにオッサンの風格が・・・。(*_*)☆\バキッ
【余談】岡田茉莉子が紫シマ子として歌った「青ブクの唄」は彼女の唯一のレコードだそうです。もっとも、今となっては残ってないでしょうけれど。
また、主題歌「バナナの唄」の歌は朝丘雪路高島忠夫というのも意外な組合せですね。でも、高島忠夫って東宝じゃなかったっけ?
【余談2】映画.com では喫茶店「キキ」のマスター役を三井弘次と間違った情報を掲載していましたが、情報源はどこ?(^_^)