MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『CURED キュアード』 12:15

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引き続き、イオンシネマ京都桂川 スクリーン9にて。

2017年アイルランド=フランス合作映画。
原題:THE CURED
監督:デイヴィッド・フレイン
出演:エレン・ペイジ(アビー)、サム・キーリー(セナン)、トム・ヴォーン=ローラー(コナー)、ポーラ・マルコムソン(ライアンズ博士)、他。
人間を凶暴化させる新種の病原体“メイズ・ウイルス”にによるパンデミックが収束した後のアイルランドを舞台に、社会復帰を果たした元感染者の苦悩が描かれる近未来スリラー。
治療方法が見つかったものの、治癒率は75%で、残り25%は回復しない。その上、回復した人(THE CURED=原題)も感染中の記憶が残ったままなので、そのフラッシュバックで苦しい日常を送ることになる。その結果、一部の強硬派の住人から差別や迫害を受けることで対立が激化することになる。このため、過激派のコナーたちは隔離施設に幽閉された感染者を街へ解き放つテロに踏み切る。
【追記】いやー、悲しいほどのバッドエンドでしたね。現代社会の人種差別や宗教対立などの反映とも言える内容なので、なかなかキツい作品でした。
なお、ユーザーレビューを見ると、世界的なコロナ感染の中、「今こそ見る映画」という人もいれば、「この世界では、少しつらい」という人もいて、真逆の感想が紹介されていました。σ(^_^)としては「今」というよりは現実社会の問題の反映という点で少ししんどかったですかね。
ラストで町をさまよい歩くアビーの後ろに、しぶとく生き残ったコナーの選挙ポスターがデカデカと掲げられていたのが印象的でした。
【余談】公式サイトを見ると3月20日公開だったんですね。公開間もなく休業に入って、営業再開後に再上映となった感じですかね。新たな封切作品は首都圏の劇場が営業を再開しないと上映されないと思うので、6月の半ばぐらいからですかね。