MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

第5回 米二・染二 ふたり会 18:30

天満天神繁昌亭にて。
一門も年齢も出身も違うお二人による「ふたり会」で、共通点は名前に「二」の字があることだけ、とおっしゃっていました。(^_^)
ただ、ちょっと残念なのは入りがいまいちだったことですかね。お二人のコアなファンの方はこういう会には来られないでしょうか? σ(^_^)は両方のファンなので、ありがたい会なんですけどね。(^_^)
本日の演目は次の通りです。

通常、公演中の高座の写真撮影は禁止されていますが、オープニングトークの間はOKということなので、σ(^_^)も撮ってみました。
それに続いてすぐに染二師匠が登場。「短い噺です」と言って始めたのが「いらち俥」。確かに「短い噺だよなぁ」と思って聴いていたんですが・・・。まさか途中で切ってしまうとは、ちょっとビックリ(^_^;)。
はてなの茶碗」は先日NHKの『上方落語の会』で放送されたのと同じネタでした。なお、NHKの放送では一部カットされているそうです。どこかというと・・・内緒です(*_*)☆\バキッ (^_^;)
「子別れ」は一般には後半のみを「子はかすがい」として演じられることが多いのですが、染二師匠は熊五郎が近所の葬式でご隠居さんに絡むシーンや飲んで暴れて妻子を追い出すシーンも含めて通しで語ってくれました。
中入り後の「近江八景」はオチだけ覚えていましたが、途中はすっかり忘れていました。要は遊女の手紙に近江八景が読み込まれていて、その後易者に見料を払えと言われた男が「近江八景膳所(ぜぜ=銭)は無い」と返すというところで終わっています。
最近は近江八景も分からなくなっていますし、「ぜぜ」という言葉も通じにくくなっているので、全体に分かりにくくなっている噺です。なので、演じ手も少なく、米二師匠によれば、この日のお囃子(三味線)の方も「聞いたことがない」のだとか。