MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償』 13:40

十三の第七藝術劇場にて。
2014年アメリカ映画。
原題:The True Cost
アンドリュー・モーガン監督作品。
上映40分前で整理券番号が20を越えています。思ったよりお客が多そうです。
問題点が錯綜していて、ちょっとわかりにくい構成ですかね。たとえばバングラディシュの縫製工場倒壊は大問題ですが、ファストファッションのコストの問題とは切り離して考えた方がいいような気がします。
また、発展途上国での低コスト生産は何もファッションに限ったとこではなく、日本でも各種工業分野でアジア移転が起こっていますが、どれも生産コストが安いためです。この映画でも問題になっていた労働者の低賃金や環境対策でコストが上昇すると、さらに安い生産コストを求めて他国に移転する企業があるのもファッション関係だけの問題ではないはずです。
ところで、安いから何着でも買えるとか、アメリカのアホなCMのようにスーツがテーブル拭き代わりに使えるような値段というのはおかしな話ですね。ちなみにσ(^_^)は着たきり雀(←死語?)じゃないですが、必要最低限の服しか買わないですよ。生涯に渡って購入したスーツは略礼服も含めて、これまで5着しか無いはずです(^_^;)。