十三の第七藝術劇場にて。
2009年アメリカ映画。
原題：Sweetgrass
監督：イリーサ・バーバッシュ＆ルーシファン・キャスティーヌ＝テイラー／日本語字幕監修：想田和弘
本作はハーバード大学感覚民族誌学ラボ傑作選「ハント・ザ・ワールド」として上映されている作品です。他にも以前見逃した『リヴァイアサン』等も上映されていますが、日程が合わずに観られないのが残念です。
何度も書いていますが、ほとんど説明の無い（本作では一部テロップあり）海外のドキュメンタリー作品はどこで何を映しているのか、何をしているのか、よく分からないままというのが多いですね。結局、製作者が伝えたいものが伝わらないのではないかと思います。わざわざ「字幕監修」などと謳っていますが、邦題の「カウボーイ」に当たる人のセリフぐらいじゃないですかね？
また、製作国以外では説明が無いと分からないことも多いのではないか、と。例えば本作のモンタナって、広大なアメリカのどの辺にあって、どういう土地なのか日本人のσ(^_^)には知識がありません。ＮＹやＬＡなら知っていますが・・・。こういう場合、合衆国の地図上でモンタナを示したものなどが出たりするとありがたいんですけどね。
青森県と言えば日本人なら分かるでしょうけれど、海外の人には伝わらないのと同じことです。
