梅田ブルク７ シアター５にて。
2015年ベルギー＝イギリス＝オランダ合作映画。
原題：Kidnapping Freddy Heineken
監督：ダニエル・アルフレッドソン／原作：ピーター・Ｒ・デ・ブリーズ／出演：アンソニー・ホプキンス、ジム・スタージェス、サム・ワーシントン、他。
紹介ではハイネケンの要求にイライラしてペースを狂わせる犯人たち、みたいに書いてありましたが、そうでもなかったですね。結局は忍耐不足でまともな交渉手段を設定しておかなかった犯人たちの自滅で、典型的な素人犯罪でした。
パリに逃亡した二人が逮捕されたのも電話番号を知らせるという愚かしさから居場所を突き止められての逮捕と、実に素人臭い犯行でした。
ところで、映画の中で仲間の自殺が伝わっていましたが、エンディングで実際の関係者のその後の中には自殺者はいなかったはずですが・・・。
考えてみれば、銀行に融資を断られた後、誘拐を思いつき、その実行資金のために現金輸送を襲撃して成功する訳ですよね。いくら融資してもらうつもりだったかは知りませんが、強奪した金はそこそこあったので、そこでやめておけばよかったのに、というのは後知恵でしょうか？(^_^;)
