http://digital.asahi.com/articles/TKY201301210540.html
官民格差是正のため、国家公務員の退職金が減額されることに伴い、埼玉県が条例改正して2月から段階的な減額を決めたところ、県内の公立校の教諭ら100人以上が、3月末の定年を待たずに1月末で退職することがわかった。大半が退職金の減額前の駆け込みとみられ、中には高校の教頭や小中高の学級担任もいる。
う〜ん、現場のことを考えるとこんな時期に退職されたら学校側は大変だと思いますが、そもそもこんな時期に退職金の切り下げを行なうことに問題があると思います。年度末の退職者が多いことは分かっていたはずですから、新年度の4月以降の退職者からにすればこんなことは起こらなかったはずです。
「児童生徒が理由を知ったら先生に対する信用を失うだろう」というコメントも記事にありましたが、先生だって貰えるはずのものを失ってまで年度末まで勤務したくないという人がいても不思議ではないでしょう。制度自体に問題がありますね。
「少しはいると思ったが、まさかこんなに多いとは」と驚く市教委の考えは甘かったようです(-_-)。
【関連報道】
- 駆け込み退職:佐賀、徳島43人 教頭、担任も 本紙調査(毎日jp)
- 駆け込み退職:愛知でも希望相次ぐ 教員、県警職員も(毎日jp)
- http://mainichi.jp/select/news/20130123k0000m040129000c.html
- 誰しも考えることは同じようですね(^_^;)。しかし、欠員を補充するために早期退職者を再任用するっていうのもなぁ・・・本末転倒のような気がします(-_-)。
- http://mainichi.jp/select/news/20130123k0000m040129000c.html