- 作者: 山村美紗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1990/03
- メディア: 文庫
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故山村美紗作品の中でも気に入っているキャサリンものです。本当は初登場の「エジプト棺の謎」とかを読み直したかったんですが、販売品目にないのが残念です。
しかし、この手のサスペンス物は大した推理はないままに次々と関係者が死んで行き、最後に残ったものが犯人?と思わせて実は別の人物がまさかの動機(これまでその気も見せていなかった)を持った犯人でした、というパターンが多いですね。おまけに逮捕後は簡単に自殺しているし・・・警察は何やっとんねん!(^_^;) 服毒自殺、って身体検査していないんかい!とツッコミたくなります。