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今読んでいるのがこれ。作者は徳薙零己氏で他にも中世を舞台にした作品をいくつか発表されています。
「時平」と言われてもピンと来ない人も多いと思いますが、平安時代の貴族・藤原時平のことです。一般には菅原道真と対立し、大宰府に左遷した張本人として認識されています。
ところで、戦国時代や江戸初期あたり、あるいは幕末などと違って中世が舞台の小説となると大きな問題があります。それは名前が分からん、ということ。個人名を知らないのはもちろん、系図などベースとなる人物間の関係がさっぱり頭に入っていません(^_^;)。
なので読みながら頭の中で系図を書いたり、人物相関図を書いたりしながら読まないと訳が分からなくなっちゃいます(^_^;)。
