大阪・天神橋のアートギャラリー・フジハラにて。
会場のアートギャラリー・フジハラがあるビルの入り口です。ちょっとレトロな感じです。
さて、今日の演目は次の通りでした。なお、開口一番で出演予定だった雀太さんは体調不良により休演とのことで、三幸さんが代演だそうです。
演題 | 演者 | 時間 |
牛ほめ | 桂 三幸 | 19分 |
高宮川天狗酒盛 | 桂 しん吉 | 35分 |
次の御用日 | 桂 歌之助 | 29分 |
仲入り | − | − |
遊山船 | 桂 しん吉 | 31分 |
ちょっと珍しいのが「高宮川天狗酒盛」です。亡くなった吉朝師匠も何度か口演されたそうで、そのテープで習得されたとか。私は残念ながら吉朝師のは聴いたことがありませんが、埋もれかけた古い噺を発掘するという活動をされている文我師が演じたのを聴いたことがあります。ずいぶん前なので細かい点は忘れちゃっていますが(^_^;)、オチは違ったように思います。まぁ、埋もれていくには理由があって、「オチが分からない」「面白くない(^_^;)」など色々理由があるので、吉朝師も文我さんも自分なりに手を入れていたのだろうと思います。
ところで四席なのに長いですね! 本題に入る前のマクラが長いんですね。おまけにしん吉さんの出番が続くわけでも無いのに仲入りまであるし・・・。
終演後の抽選会では手拭いプレゼントの他に3名の当選者にその場で色紙に「書」(?)を書くという企画もありましたが、それもあって抽選会も15分以上かかりました。
本当はその後にお茶とお菓子で談笑(ってあの人数でどうするの?(^_^;)の時間があったのですが、抽選会終了時点で21時を回っていたので、お茶会はパスして帰りました。
他にも早く帰る人が結構いて、その人たち向けにはお土産要のお菓子が用意されていたのでありがたく頂いて帰りました(^_^)。
それにしてもしん吉さんクラスの落語会で予約が無いと・・・的なお客の入りになるというのは数年前には考えられませんでしたね。でも会場を見ると若い人が多いのでこれが続けばいいんですけどね。ただ、女性の方が圧倒的多いような気がするんですが、若い男性は余り来ないのかな?(^_^;)