MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ベクシル −2077 日本鎖国−』 19:35

高槻ロコ9シネマにて。
レディースデイですが、場所柄か、時間帯のせいか、お客は10人ほどと寂しい入りでした。

21世紀初頭、バイオ・テクノロジーとロボット産業の急速な発展から、日本は世界を大きくリードした。そのため、様々な危険が指摘されるようになると、国連の規制に反旗を翻し、2067年、鎖国という決断をとった。それから10年後、米国特殊部隊SWORD所属の女性兵士、ベクシルは、日本への侵入作戦を実行する。

日本では大和重鋼という会社がハイテク企業として日本を支配しており、日本だけでは飽き足らず、他国へも浸透して行こうとする。この作品ではそれを阻止しようとする米国特殊チーム SWORD との戦いを描いています。
謎なのは日本は過去10年間鎖国しているのに、工業輸出はどんどん行なっているようです。で、原材料や燃料、食糧の輸入は普通に行なっているの? 人の出入りのみ制限している鎖国ですか? さらに小さな島国とはいえ、全土を完全にシャットアウトするようなエネルギーバリアを維持する費用はどうやって捻出しているのか? など疑問だらけの鎖国です。
さらに米国特殊部隊が潜入を試みた先で待ち伏せされますが、全国あちこちで試みればと思うのですが、わざわざ警戒の厳しそうな東京近くに潜入するというのも謎です。潜入の第一の目的を考えれば全国どこでもよかったはずです。
あと、完璧なアンドロイドになれなかった人間の成れの果ての集合体だという怪物「ジャグ」は「砂の惑星デューン」のサンドワーム(砂虫)を連想させますね。