MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『世界はときどき美しい』 21:05

十三の第七藝術劇場にて。
監督:御法川修、出演:松田龍平市川実日子

ちょっとした出来事を機に、日常に隠れた“幸福”を見つける男女の姿を描いた5編の連作。

ということなんですが、トータルで70分弱でエピソードが5つ。短いものは数分程度しかなく、ちょっと物足りない感じでした。どうしても「えっ、ここで終わり? その続きが知りたいのに」というエピソードが出てきます。
冒頭から画面のざらついた感じが気になっていたのですが、後でパンフレットを読むとすべて8ミリ機材で撮影されたとのこと。それならば分かりますが、商業作品としてはわざわざ8ミリで撮る意味は何かという疑問が残りますね。
よかったエピソードは柄本明が大阪新世界で暮らす酔っ払いを演じた「バーフライ」ですね。酔っ払い男の姿を淡々と描いています。このエピソードの共演者ですが、尾美としのりはすぐ分かりました。でも、あの美人のママさんが遠山景織子だとは最初気が付きませんでしたよ。