MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『しゃべれどもしゃべれども』 12:30

梅田ガーデンシネマ。
平山秀幸監督作品。出演:国分太一香里奈森永悠希(子役)、松重豊伊東四朗、他。
 ポスターには太一君のサインが。
二つ目の噺家・今昔亭三つ葉(国分)は知り合いに頼まれて落語と”話し方”を教えることになった。集まってきたのは関西弁が理由でいじめに遭う少年、美人なのに無愛想な若い女、口下手な野球解説者だった。
伊東四朗演じる噺家・今昔亭小三文演じる「火焔太鼓」はなかなか良かったですね。弟子の三つ葉君も一門会での口演は一味違いました。映画の中では一部しか聞けませんが、出来たらフルバージョンで聴きたいものです。
余談ですが、甥のため三つ葉に話し方教室(?)を頼む女性役の占部房子さん、眼鏡のせいで最初誰だか分かりませんでしたよ(^_^;)。それにしてもあの料理の腕前(彼女に好意を持っていた三つ葉を病院送りにする弁当を作った)で結婚して大丈夫なんでしょうか?(*_*)☆\バキ
さらに余談。一門会で三つ葉が高座に上がるときの出囃子が「石段」でしたね。上方落語界では「石段」といえば前座さんと決まったものですが、東京では自分の出囃子に使う噺家さんもいらっしゃるんでしょうか?
あと、香里奈さんの一貫した無愛想顔もストーリー上は効果的でしたね。
以下、ネタバレ注意!
あれがラストに見せる笑顔を一層引き立てていました。
また、一門会での「火焔太鼓」が成功なのはお約束どおりですが、それが高座に上がる前に師匠に勧められた酒のおかげだとしたらちょっと残念ですね。素面でしっかり演じられるようになればいいのですが・・・。