MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『神の左手 悪魔の右手』 16:30

天六ユウラク座にて。
先日は舞台挨拶で大混雑でしたが、今日は大丈夫です(^_^)。
楳図かずお原作コミックの映画化作品です。

さて、この映画ですが、金子修介監督ということで期待していたのですが、まったくのハズレでした。orz 低予算なのかチープな作りです。役者も子役や少女たちは知らない顔ばかり。主演の渋谷飛鳥(いずみ役)にも華は無いし・・・。途中で帰ったカップル客もいましたが、仕方が無いでしょうね。ストーリー的に無理がありますよ。おまけに結末も意味不明ですし(-_-)。
以下ネタバレ注意!
まぁ、悪役(?)の田口トモロヲ(←最近出過ぎ? お前は大杉漣か?(*_*)☆\バキッ)の怪演ぶりはさすが(?)でしたが・・・。
いずみを追いかけていた刑事(小木茂光)はなぜか単独行動でトモロヲの「白い家」に忍び込み(←住居不法侵入!)、揚げ句にあっさり殺される始末(^_^;)。行方不明の少女を探す前田愛はいずみに協力するがあっさり捕まってトモロヲに惨殺されちゃいます。最後は病院で意識不明だったはずのいずみの弟がトモロヲの家に現れて、神の左手で心正しき者を助け、悪魔の右手で悪しき者を亡ぼす。という安易な解決。
途中で原作者の楳図かずおがトモロヲが働く店に客としてやってきて、絵をほめますが、芝居ができないので違和感ありすぎでした(^_^;)。
ところで、ポスターやチラシには殺される少女役の子の名前がたくさん出ていましたが、小木刑事やケーキ屋(前田愛の母)根岸季衣、養護施設(?)の松金よね子(前田愛の上司?)、いずみの両親役などの名前が出ていないのが謎です。