TOHOシネマズ高槻にて。
珍しくフランス産の航空アクション映画。
イギリスの航空ショーに参加していたフランスの主力戦闘機ミラージュ2000がショーの最中に忽然と消息を絶つ。この非常事態に対応したのは、仏空軍のマルシェリ大尉とヴァロワ大尉。二人は旅客機の影でレーダーから逃れるミラージュを発見。たちまち三機のミラージュによる壮絶なドッグファイトが始まるが、油断したヴァロワが敵機の照準にロックオンされる。司令部から追撃中止命令が下る中、マルシェリはとっさの判断で敵機を撃墜。責任を問われた二人は軍籍を剥奪されてしまう。だが事件の裏には国家を揺るがす陰謀が潜んでいた。
監督は『TAXi』のジェラール・ピレス。仏空軍全面協力の下に撮影されたという空撮映像は迫力満点。ただし、ストーリーの方はアラが目立ち、物足りなさを感じました。結末も「実行犯」が逃亡したままでは一件落着にならいと思うんですが・・・(^_^;)。