この事件に関して元朝日新聞記者の中条一雄という人物は「連帯責任は当然だ。２年くらい活動を自粛してもいいのではないか」と発言していますが、学生にとって２年間の活動自粛を求めるのは「やめろ」に等しい暴言です。直接関与していない選手にそんな処置を求める根拠はどこにあるというのでしょう。以前からスポーツ界にはびこる「過度の連帯責任」に違和感を持っていましたが、このような暴言が堂々と一般紙の紙面に掲載されるというのにはあきれました。
ちなみに昨年社会人チームの選手が同様の事件（もっと悪質でしたが）で捕まった時は個人の犯罪でチームは無関係ということで、いったんは活動の自粛などはしない方針が表明されました。しかし、かなり批判を浴び、一転して春季シーズンの活動停止ということで決着しました。それと比較しても春のシーズンの活動停止でも十分ではないかと思います。
