MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

今夏の2大大作映画を考える −その1−『宇宙戦争』

<警告>一部ネタバレしています。未見の方は注意してください!

宇宙戦争』見る前に弟と話していた時、「どうせ細菌か何かで宇宙人が死んでおしまいやろ、詰まらん」と弟に対し、「それを言っちゃぁ、おしめぇよ」とは言いませんでしたが、確かにそういう面はありました。
ただ、この映画のテーマは宇宙人の侵略や立ち向かう米軍などではなく、不慮の惨事が発生した時に家族がいかに生きたか、だと思います。どちらかというといい加減で妻とも別れて一人暮らしの港湾労働者であるレニーですが、一朝ことが起これば、離婚した妻から預かった息子のロビーと娘のレイチェルをいかに守って生き延びようとしたかに彼の本性が現れています。
作中人物の言葉として、「大阪ではあのトライポッドを3基も倒したらしい」ということが語られますが、具体的な対処方法などは未確認です(^_^)。
以下ねたバレ注意
突っ込みどころとしては、「百万年も前から埋まっていた」というのは眉唾ですね。地殻変動もあったので、そんなに昔から埋まっていたとは思えません。せいぜい1000年〜2000年単位の話でしょう。
また、冒頭に付近の人類を謎の怪光線(^_^;)で次々と抹殺していくのに途中からは捕獲してその血液を吸い取って持ち込んだ謎の植物(?)の養分にしています。あの勢いで人類を抹殺したらあの植物は何を養分にして生きていくのでしょう?
予告編であった郊外に住宅街住む人たちが遠くの山越しに見えていたダウンタウンの壊滅を眺めている映像がありましたが、あれは本編には使われていなかったようですね。
まぁ、いづれにしても宇宙人の侵略は付け足しで、メインテーマは父レニーと子供たち(長男ロビーと長女レイチェル)の家族愛ですね。
それにしてもダコタ・ファニングはすごいですね。問題は成長してきちんとした女優に育つのか? マコーレー・カルキン君の道を歩むのか。そのまま消えてしまうのか(*_*)☆\バキッ いづれにしても将来が楽しみです。