MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『女子大生会計士の事件簿』DX.1&DX.2 読了

先日読了した『さおだけ屋は〜』の著者が書いた「小説」です。著者はビジネス書として売りたかったそうですが、文庫化の際に角川書店は文芸書扱いで出版したとか。確かにビジネス書としては「色物」扱いされそうですし、それほどの部数ははけないのでしょうね。
大学に籍を置きながら会計事務所で会計士として働く萌実さんと30歳目前にしてようやく会計士補になった新米・柿本くんが主役のおはなしです。
事件簿といっても会計士が主役なので、殺人だの窃盗団などは出てきません。監査法人に勤務する二人が監査先の会社の不正などを見つけていくというお話で、その過程で色々な会計操作の手口とその発見の端緒などが小説としてまとめられています。
また、脚注が多いのも特徴でしょうか。