http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000552-jij-soci
神奈川県は３０日、国内ではカプコンが発売元の米国製ゲームソフト「グランド・セフト・オートIII」を、残虐性が高いとして、県青少年保護育成条例に基づく有害図書に指定するよう県児童福祉審議会社会環境部会に諮問した。
ゲーム界に疎い私にはどのようなゲームなのか分かりません。
確かに日本では残虐性に関する法的規制や業界のガイドラインなど無に等しい状況でしたから、何らかのレイティングは必要でしょうね。たとえば映画では[PG-13][R-15][R-18]といったレイティングが行われています。
ただ、今回の指定のように神奈川県だけで指定しても秋葉原に行ったり、県外の通販を使えば普通に買えるので、規制に実効が伴なうかどうかは疑問ですね。
また、「審査は児童福祉審議会社会環境部会の委員９人が、実際にゲームのプレー画面を見て行う」( http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050525-00000014-yom-soci )ので、大量に販売されるゲームソフトをすべてチェックできるとは思えません。
チェック体制もよく分かりませんね。販売前に各メーカーはこの審議会に持ち込んで「検定済」(?)みたいなお墨付きをもらう必要があるのでしょうか？ それとも審議会が独自に市場調査して判定するのでしょうか？(謎)
