先日見た報道によれば、全国の映画館に占めるシネコンの割合は過半数を越えているそうです。確かに邦画の配給系列が崩壊し、洋画も自由に配給される状態では従来の形態では存続が難しいのかも知れません。
ただ、都心はともかく、郊外型のシネコンは需要に対して飽和状態になっているような気がします。
今日も近所のシネコンへ行ったのですが、先に書いたようにそれなりにはお客が入っているものの、250席の劇場に100人に満たない入りでした(-_-)。梅田辺りの劇場では満席近くになると思うのですが・・・。やはりショッピングセンターなどに併設するのではなく、国道沿いとはいえ、単体で設置されていることに問題があるのでしょうね。
それはそれとして、郊外型のシネコンは過当競争の時代に入りつつあるようです。都心のみ混雑しているのは相変わらずで、ＳＣ併設型でも比較的空いているところが多いようです。ところが、この状況下で今度は尼崎にも11スクリーンのシネコンが出来るとか。過当競争に拍車がかかりそうで、閉鎖に追い込まれるところが出てくるのではと危惧しています。
