MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『THE JUON/呪怨』

近所のシネコンにて。
ビデオ・ムービー2本に加えて劇場版映画とその続編も製作された和製ホラーを同じ監督でハリウッドがリメイクした作品。もっともその恐怖の元が日本的(?)なので、設定はオリジナルを引き継ぎ、日本人スタッフを中心にして、日本で撮影されました。
監督:清水崇、出演:サラ・ミシェル・ゲラー石橋凌、クレア・デュヴァル、真木よう子、他。
基本的なストーリーは劇場版『呪怨』をベースにしていて、サラ・ミシェル・ゲラー演じる留学生がボランティアで寝たきりの米国人女性のケアのためにある一軒家を訪れたことから話が始まります。その後の展開は劇場版『呪怨』とほぼ同じですが、伽耶子が呪われた存在となる部分の話もオリジナルのビデオ版から引用されています。σ(^_^)は劇場版だけでビデオ版を見ていなかったため、なぜ伽耶子と俊雄(少年)があのような存在になっているのか理解できていませんでした(*_*)☆\バキッ そういう意味ではその部分の説明も追加されているので、日本の劇場版よりは親切な構成になっています。
ところで先日報じられたようにこの映画のTVCMが怖すぎるというので、一部シーンがカットされたそうですが、本編に関してもアメリカでは残虐なシーンが含まれているということで当初は17歳以下入場禁止のレイティングを受けました。しかし、それでは興行上不利ということで一部シーンをカットして公開されたようです。ただ、日本ではカット部分も復活させた「ディレクターズカット版」での公開となりました。前にも書きましたがこのあたりは日本のレイティングは甘いと言わざるを得ませんね。
余談ですが、米国での題名は『THE GRUDGE』(恨み、悪意)となっています。元々、邦題の『呪怨』にしても普通に使われる言葉ではなかった(というかこの作品での造語?)ので、『THE JUON』だと辞書を引いても出てこないので、困るでしょうね。