テアトル梅田にて。
井口奈己第一回監督作品。出演:榎本加奈子、藤田陽子、忍成修吾、小池栄子、西島秀俊。
古田(西島秀俊)と同棲中のスズ(藤田陽子)はケンカ別れして飛び出して、アベチャン(小池栄子)の家に転がり込む。だがアベチャンは明日から中国へ留学するとかで、留守番としてヨーコ(榎本加奈子)が住むことになっていたのだった。アベチャンはヨーコがよければ一緒に住んでもらって構わないというのだが・・・。実はヨーコは以前古田を巡ってスズと争って敗れたことがあったのだ。ただ現在ヨーコはコンビにでの同僚三鷹(忍成修吾)に好意を持っているのだが・・・。
色々な出来事があり、微妙に登場人物の人間関係に影響を及ぼして行くのですが、結論らしいものは最後まで何も無いままに映画は終わってしまいます。彼女たち彼らの今後がどうなるのか、さぁこれからというところで終わってしまうので、すっきりしませんね。別に誰と誰でもいいのですが、ハッピーエンドでも破局でも何かの結論がほしいところです。