後から色々と考えたのですが、この映画の中でネイサンは「チューリング・テスト」と言っていました。しかし、チューリング・テストは試験者が相手が分からない中でテキストにより問答で、相手が人間かAIかの識別ができるかを試し、相手の応答からプログラムによると判断できなければそのAIは合格というものだったはずです。
その意味で、この映画では試験者(ケイレヴ)は試験対象が人間とマシンの二つではなく、相手(エヴァ)と対面して会話するので、相手がAIと分かっている訳で、「チューリング・テスト」にはならないんじゃないか?と思います。