MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『カサンドラ・クロス』 10:00


高槻アレックスシネマ スクリーン9にて。

1976年イタリア・イギリス・西ドイツ・フランス・アメリカ合作作品。
監督:ジョルジ・パン・コスマトス
出演:ソフィア・ローレン(ジェニファー=女流作家/チェンバレン博士の元妻)、リチャード・ハリス(ジョナサン・チェンバレン=神経外科医)、バート・ランカスター(マッケンジー大佐=陸軍大佐/情報部員)、マーティン・シーンサンティニ=指名手配中の麻薬の売人)、O・J・シンプソン(ハリー=麻薬捜査官)、リー・ストラスバーグ(カプラン=初老のユダヤ人セールスマン)、エヴァ・ガードナー(ニコール・ドレスラー夫人=国際兵器製造業者の妻)、他。

細菌に感染したテロリストが逃げ込んだ列車を巡る攻防を描いたパニック映画です。
まさにオールスターキャストの名に恥じない作品となっていますね。(^_^)
ジュネーブの保健センターに侵入したテロリストが警備兵と銃撃戦になり、逃げ込んだ保管庫で撃たれた際に細菌保管容器が破損して感染し、そのまま逃亡して、ストックホルム行きの列車に乗り込んだという事件なんですが、その対処はどうなの?という感じでしたね。
そもそも、そんな危ない細菌の研究をなんで国外のスイスでやってたの?というのも謎です。防諜面でも大変でしょう。現にテロリストに易々と侵入を許しているし・・・。それに警備員が撃たれながらも警報を作動させたので、すべてのドアがロックされたはずなのに、重要な細菌保管室のドアが簡単に開いたのはなぜなんだ?など、ツッコミどころが満載でしたね。
乗客1000人以上を古びた鉄橋から落として抹殺しようというのはバレなければいいのか?>アメリ
というか、なんで、ポーランドなの?西側の国はすべて受け入れを拒否したし、抹殺するなら確認のしづらい東側がよかったということなのかな?
実際には乗り合わせた乗客たちの奮闘で、かなりの人数が助かる訳ですが、あの後はどうなるのだろう?
情報部の将校は「不幸な事故で全員死亡」って報告してたけど・・・。
また、関わった医師を脅して口止めしてたけど、本人も別途監視されているというラストに恐怖を感じました。
【余談】いやー、マーティン・シーンも若いですねぇ。息子のチャーリー・シーンとソックリですよ。あっ、逆か。(^_^;)