シネ・リーブル梅田 シネマ３にて。
2019年フランス＝ドイツ合作映画。
原題：Seules les betes
監督：ドミニク・モル
出演：ドゥニ・メノーシェ（ミシェル）、ロール・カラミー（アリス）、ダミアン・ボナール（ジョゼフ）、バレリア・ブルーニ・テデスキ（エヴリーヌ）、ナディア・テレスツィエンキービッツ（マリオン）、他。
フランスの山間の町で別荘に来ていた女性が失踪した。その頃、酪農家のミシェルは出会い系サイトにはまっていた。やがてミシェルの妻アリスや農夫のジョゼフ、など数人の人物が絡み合った構図が明らかになっていく。
いやー、面白かったです。各登場人物の視点でのストーリーが順に流されるので、最初に謎だった点が次々に解明されていくのがいいですね。話は全然違いますが、日本映画の『運命じゃない人』と同じような構成です。
キーになるのがコートジボワールでなりすまし業で男から金を騙しとるアルマンだったというのが肝ですね。
【追記】ラストのオチ（？）は秀逸、というか皮肉でしたね。
導師が言う通り、全ては精霊の導きによる偶然のたまものなんだということですね。(^_^;)
