近畿日本鉄道は18日、1963年に始まった行商人専用の「鮮魚列車」の運行を3月13日で終了すると発表した。伊勢・志摩エリアでとれた魚介類を関西に届ける列車として親しまれたが、行商人の減少で半世紀余りの歴史に幕を下ろす。鮮魚列車は日曜や祝日を除いて運行され、早朝に宇治山田駅(三重県伊勢市)を出発し、約3時間かけて大阪上本町駅(大阪市)へ。帰りはタ方に同駅を出て、松阪駅(三重県松阪市)まで行商人を運んできた。
行商人も高齢化で後継者もいないでしょうから、どんどん減ってくるのは仕方が無いですね。もっとも平日朝のみ上り1本の1車両を鮮魚専用にする形で利用者の便を図るそうです。
また、方向幕に「鮮魚」と表示されるのを狙って撮り鉄たちが走り回りそうですね(^_^;)。
なお、昨年には「鮮魚列車に乗るツアー」が行なわれたそうですが、実施されたのは日曜日で、『「鮮魚列車」用の車両』に乗ってあちらこちらを回るというものだったそうです。それはちょっとねぇ・・・。