MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

染雀晴舞台〜芝居噺の世界・千秋楽 18:30

天満天神繁昌亭にて。
林家染雀さんの会ですが、普通の落語会とはかなり異なる構成なので、知らずに来た人(そんな人いるのかな?)はびっくりするでしょうね。(^_^)
今日のプログラムは次の通りでした。

  • 風流寄席囃子/林家染雀他(25分)
  • 柿ノ木金助/林家染雀(25分)
  • 中入り
  • 天神山/林家染雀(33分)
  • 三曲万歳/林家染雀、月亭遊方、笑福亭生喬、桂あやめ桂文三、他(23分)

『風流寄席囃子』は普段は顔を見せないお囃子方の方々を舞台上に並べて、出囃子やはめもの(染雀さん曰くSE=効果音)を聞かせようという試みで、お客さんのリクエストに応じて、出囃子やはめものをその場で演奏するということもしました。
柿ノ木金助』は実際の芝居の一幕を寄席の舞台上で演じて見せるもので、よく知られた落語では『本能寺』(途中まで)があります。
『天神山』は普通に寄席などでも演じられている演目ですが、ラストの障子への書置きを実際にするというのは初めて見ました(舞台の高座の後ろに障子が立ててあるので、やるというのは分かりましたが・・・)。その書置きも曲書きで鏡文字やら筆を口で加えて書いたり、など色々と見せてくれました。
『三曲万歳』は演者総出で、三味線や鼓、胡弓まで並べての大喜利でした。まず見ることができないでしょうね。
以上、いかにもマニア向けの会でしたが、満員で補助席も出る盛況でした。