MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『野良犬』 10:00

高槻アレックスシネマ スクリーン5にて。
1949年新東宝映画芸術協会提携作品。
監督:黒澤明/出演:三船敏郎(村上刑事)、志村喬(佐藤刑事)、淡路惠子[S.K.D](並木ハルミ)、千石規子(ピストル屋のヒモ)、本間文子(桶屋の女房/遊佐の姉)、河村黎吉[松竹](スリ係市川刑事)、飯田蝶子[松竹](光月の女将)、東野英治郎[俳優座](桶屋のおやぢ)、木村功[俳優座](遊佐)、岸輝子[俳優座](スリのお銀)、堺左千夫(レビュウの客)、伊藤雄之助(レビュウ劇場の支配人)、千秋實[バラ座](レビュウ劇場の演出家)、他。
【午前十時の映画祭8】
黒澤監督初のサスペンス映画だそうです。製作が東宝でないのは東宝争議のためだとか。
普通、警察では事件に直接かかわった本人はその事件の捜査には関わらせないはずなんですが、その辺は無視ですかね? また、いくら戦後間もない時期とはいえ、警察の拳銃紛失(盗難)事件といえば重大案件なのに、大した捜査体制も敷かれないのはなぜなんでしょうね?(所轄に拳銃密売組織の捜査班は設置されていましたが・・・)
ところで、警官が持つ拳銃と言えばリボルバーの印象がありますが、ニューナンブが制式化される前はコルトを含む様々な拳銃が使用されていたそうです。
しかし、この刑事、携帯する際にジャケットの外ポケットに入れていたというのは不用心ですね。せめて内ポケットに入れておけばまだ掏られにくかったかも。