MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『あさがくるまえに』 18:40

シネ・リーブル梅田1にて。
2016年フランス=ベルギー合作映画。
原題:Reparer les vivants
監督:カテル・キレヴェレ/原作:メイリス・ド・ケランガル。
「心臓移植をめぐって繰り広げられる喪失と再生の物語」という割には提供者の家族の葛藤もあまり描かれず、移植を受ける側の患者も決断までの過程がそれほど描かれる訳でもなく、中途半端な感じです。
尺が普通なのに両サイドを共に描こうとしたことが中途半端になった理由かも知れません。どちらかと言えば降ってわいた話に動転する提供者側の家族の描写を中心にした方がよかったんじゃないかと思います。
おまけに看護師の意味不明のシーンのような枝葉まで挿入されたら尺が足りませんよ。